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2014年03月13日

ご縁を結ぶ

ご縁を結ぶ

001結納品の楽しさ
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おもろまち“彦本店”で次女の結納(3/1)があった。結納品の数々を「幾久しく・・・」と受け取ったのであるが鶴亀松竹梅の水引に結ばれた品々の珍しいこと面白いこと。勝ち魚といわれるめでたい魚の代表勝男節[かつおぶし] 、長寿と家庭円満の願いをこめた寿留女[するめ] 、極めつけは男性の象徴カタハランブーと女性の象徴サーターアンダギーである。遊び心に笑みがこぼれる品々ではないか。

002房指輪(ふさゆびわ)
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婚約指輪として娘に贈られたのが七房の指輪。これが昔の婚礼指輪、琉球王朝時代から伝承されてきた匠の技で作られた金細工またよしの房指輪なのだ。指輪の箱を開けると琉歌が書き込まれていた。

昔花嫁ぬ 房ぬ指輪(いびがに)ゆ
 絹小指飾てぃ 祝い語ら
蝶(はべる)花咲かち 寿(ことほ)ぎの桃む
今日(きゆ)ぬ ゆかる日に 贈る嬉(う)りさ


003結納返し(引出結納)
ご縁を結ぶ
結納返し(引出結納)は泡盛三升壺(古酒専門店かーみや)。長女に次いで三升壺を贈ったのでわが家には二壺がある。仕次ぎという古酒の熟成技術が楽しめそうだ。

目録(茂久録)に次の一文を添えた。
泡盛古酒は500年の伝統をもつ沖縄の宝です。時を経るごとに熟成しまろやかな深い味わいが出てきます。永年の時を経て益々両家の縁が深まることを祈念して三升壺を贈ります。

「幾久しく、お納めください。」
「幾久しく、お受けいたします。」


004ご縁を結ぶ
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琉球古典音楽を稽古していると“かぎやで風節”の次によく斉唱する“ごえん節”がある。知らない者どうしが“ご縁を結ぶ”こういう状況を歌ったものなんだろう。

ごえん節(guyin bushi)

御縁あて弟ぎゃ いきやてうれしさや 
うちはれて遊べ わぬも遊ば


「縁がってお会いしたのはうれしい事である
今日は心ゆくまで 語り合い 楽しもうではないか」


関連リンク
おもろまち彦本店
金細工またよし
古酒専門店かーみや
ごえん節


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Posted by ヒラミン at 16:39│Comments(0)サンシンヒチャーhome
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